【2023.5.7】
金華山からフェリーで女川へ戻りそこから山形へ。
フェリーは便数が無いので早めに陸地に戻ることもできません。
午後に入ってからなのでそこから急いで酒田市まで。
この日の宿は松山旅館さん。
住宅は外の中にある宿です。年配のご夫婦がやってらっしゃる宿です。
こちらも遊郭からの転業旅館です。
この日の宿泊は我々のみ。
横綱が泊まったという立派な部屋に通していただきました。二間続きです。
部屋に入るとお茶菓子と飲み物をいただきました。
もともとこちらのご先祖様は遊郭の顔役のような方だったらしく、居間にその方のお人形が飾られていました。
今のご主人もあちこちに顔が広いようで話好きな方です。奥様は岸洋子さんの妹さんらしく、物静かでおきれいな方でした。
夕食はなしで朝食のみ。
朝食は品数豊富でした。うまし。
朝食後に宿内を見せていただきました。
飾り窓などがおしゃれ。入り口には太いしめ縄が。
玄関から上がったところには昔は囲炉裏があったのかな?
お部屋の入り口に屋根がある作りがもう遊郭っぽい。
一階はすごく狭い、まさにそのためだけの部屋っぽいところもあり。
廊下の奥へ進むとさらに奥にも部屋がありそうでしたが荷物がおいてあり進むことができませんでした。
今は使っていないという2階も見せていただきました。
立派な屏風があったり、部屋の名前が書かれていたり。
茶室や隠し階段も。
誰もいないのでゆっくり見れました。
お向かいの海望楼さんも多分転業旅館なのかな‥
大正の頃は100人以上の娼妓がいたという酒田遊郭。
松山旅館さんもいつまで泊まることができるのか‥
★松山旅館★