【2017.10.11】
セヴァン湖の下半分の湖岸を走ってから。
アゼルバイジャン方面へ。
今回の目的地はナゴルノカラバフ。アゼルバイジャンにあるアルメニアの実効支配地域です。ナゴルノカラバフとして独立宣言をしていて承認しているのは他の未承認国家だけなので立派な未承認国家です。
アゼルバイジャンの中にあるので本来ならアゼルバイジャンの入国審査を受けて入らなくてはならないのですが、支配が及んでないのでアルメニアの出国もアゼルバイジャン入国も必要在りません。しかし世界的には不法。もちろんナゴルノカラバフに日本大使館もないのでトラブルがあってもどうにもなりません。
セヴァン湖から離れて山あいへ。列車の線路もありましたが貨物用の線路のようでした。やがてそれも終わり。鉱山とその関連の会社だけがある荒野みたいなとこです。鉱山とかあるならアゼルバイジャンも手放したくないだろうな。
峠越えがありました。
車もほとんどいなく木もあまり生えてない峠。GoogleマップとGPSでアゼルバイジャンとアルメニアの国境は把握しましたが、誰もいないし何もない
今回のインは観光客にはメジャーなルートではないのです。
メジャーなのは南周り。ナゴルノカラバフの南から入ります。このルートはエレバンのバスターミナルからミニバスが毎日何本も出ていてナゴルノカラバフの首都のステパナケルトまで運んでくれます。
今回の北周りルートはバスがあるかは謎。無いかも。見つけることはできませんでした。
なので今回のレンタカーの利用となったのです。
そして情報が少ないので北回りの国境?はオープンなのか?どんな状態なのか?推測しかできません。
なので、入れなかったら南回りにルートを切り替えねばならないという感じでした。
なので、とりあえず国境??が越えられてありがたや!何にも無さすぎてびびるが(笑)
峠を降りるとようこそナゴルノカラバフへ的な看板が、空き地にありました。とりあえず写真撮影。しかしここも国境ゲートはなし。
結果…
我々が思っているような国境はありませんでした。
国旗が立っている小さい建物が後から思い返すと道沿いにあり、後から考えるとそこが国境の建物だったんだろうな?!と理解した勢いです。次の日に(笑)
ゲートもなし。
道沿いのレストランみたいな感じでした知らなければ止まれないっすよ!ほんとは、そこでパスポートチェック(見るだけ)を受けねばならなかったのですが仕方ないよね。
ただでさえ不法なのに、未承認国家に無断入国(笑)
まあ、国境の建物に立ち寄ったところでパスポート見せるだけで、今日中にビザ取ってねって言われるだけなんですが…さらにはアルメニアの人とナゴルノカラバフの人はパスポートチェックもないようだし…
我々も履歴も残らないんだけどね!!!⬅️言い訳。
すいません、気づかずで