【2019.8.31】
待ってました!
アイヌ文化に触れる、の講座にいってまいりました!
NHK の講座です。今回は大阪の講座に行って来ました。あとから気づいたけど京都でもやってたのねまあいいや。
中川裕先生の講座です。
中川裕先生はゴールデンカムイのアイヌ語監修をされている千葉大学の先生です。
今回はゴールデンカムイをとっかかりとした講座だそう。
予約と支払いはウェブで完了済み。入り口にゴールデンカムイの単行本やアイヌ文化で読み解くゴールデンカムイの本も並ぶ。
一冊持ってはいるが、あとからの展開も考えてここで一冊購入。
さて、受講者は50人くらいはいるだろうか?盛況だ。だいたいがゴールデンカムイファンだろう。
内容は初心者向けの広く浅くで楽しめた。
日本語⇔アイヌ語相互に影響した言葉であるとか。
カムイの立ち位置。狩猟文化における信仰と罪悪感が昇華された形なのが面白かった。
どこも人間に優しく信仰というのはできてるかもしくは、神様からの一方的な力の誇示になるが、神様と人とウインウインの関係というのは面白かった。
そして日本にいるアイヌの人数。
公式には不明。口をつぐんでいる人が多いそうだ。
つまり言葉と文化が継承されなくなるということだ。いくらDNA がアイヌでも民族としてアイヌではなくなってしまう。
とくにアイヌは文字がなくて言葉で伝えていく民族だったものね。
同じ北方民族のヤクーツク人は、ロシアの中でサハ共和国という共和国を作っている。ロシア人であり、ヤクーツク人だ。
共和国ではロシア語がメインだが、サハリ
語も勉強する。
本人たちもその民族だという認識があり、皆さんサハの人だと口にだす。
文化継承にも力を入れている。
でもロシア人。スラブ人とも結婚するし住んでいる。
そうはならないものかね、アイヌも。
もう難しいんだろうかね。さべつの歴史から。
他にも神道的ケガレの思想からの屠ちくなど、色々考えさせられる講座でした。勉強になりました。
最後は思った通り。サイン会!!
訓練されたヲタクだから本買っといて良かった!サインいただきました!
またどこかで講演聞くこともあるかな?
楽しめました!
★アイヌ文化に触れる★