【2020.1.7】
【キロちゃん旅】
【キロ旅総括】
さてさて。
12月26日から1月7日まで行ってましたキロランケを忍ぶ旅。
コロナ的な情勢的では行っといてよかった!一月の終わりにはコロナコロナ言い出してだんだん国境が閉まりだしたもんな。
心配しないでいける最後のタイミングだったと思う。ラッキーだったよ。ほんとに。
キロランケをしのぶ旅ということで、少数民族&亜港がメインでした。
が、まずサハリンの少数民族関連の少なさ!
意外と博物館があるのはよかったし、そこにある少数民族の展示も多かったのはよかった。
けど、それ意外には少数民族の気配に触れることはありませんでした。
オハで調べたところによると、末端の村に少数民族が多く住んでいて文化継承のために新聞などを出しているとのこと。
ここは吹雪で行けなかったからまた行けるといいなと思う。
あとは食べ物も、文字もみることはありませんでした。
ゴールデンカムイに出てきたサハリンの少数民族の現状は厳しいものでした。人数的にも文化を伝えていくにはきびしい状況でしょう。
ヤクーツクは人数が多いからこそできるのだなあとあらためて思いました。
これかまさにキロちゃんが伝えたかったこと‥
明治の時代に危惧した未来はこんなになってしまいました。
大国の狭間ですりつぶされてしまい、樺太アイヌはもはや民族としては存在してないでしょう。
それを知る意味でも今回は「キロランケとの旅」でした。
そんなキロランケ最期の地、亜港に行くのも今回の大きな目的のひとつでした。
しかもやはり亜港の流氷の海が見たい!
これが一番の目的。
亜港までは列車も無い。もよりの駅からはバスで一時間以上はかかる。
タクシーもバンバン走ってない土地でバスがもし来なかったら??リカバリーできる気がしない‥しかも凍えるだろ‥死が待ってるよ。電車は1日一本だか2本だかしかないわけだし。
なのでレンタカーを選択しました。バスに酔う、あとは頻尿というのも理由のひとつです。ナゴルノカラバフにいくのもバスが嫌でレンタカーで行きましたしね‥寝てないと酔う。
まあ、結果。
ロシアで人生初の横転事故を起こし、初のパトカー乗車となるわけですが。
ロシアでは初の警察署訪問、調書作成となるわけで‥(笑)
まあ、ロシア人の親切度合いを知る旅にもなったわけですけど。
初ロシアからロシア人に親切にされまくりなんだけど、再認識的な。
亜港は事故の前に行ったので流氷の海も見ることができました。
亜港の町並みもキロちゃんが見たのと基本は変わってないと思います。
行けてよかった。
気楽にレンタカーであちこち寄り道し、道中蟹買って車にぶら下げて走り、トーチカで車止めて中を見学したり。
よき旅でした。
そうそう。
ロシアでのガソリンスタンドも攻略できたしね(笑)
魔法の呪文で。
宿泊した町は、ユジノサハリンスク→ポロナイスク→ノグリキ→オハ→オハ→ノグリキ→スミルヌィフ→ユジノサハリンスク→ユジノサハリンスク→ユジノサハリンスク。
事故の影響で亜港泊と大泊泊がとんだのが惜しい。亜港は泊まって見たかったな。のんびりだし酔っぱらいのおっちゃんうろうろしてるし(笑)
気に入ったのはスミルヌィフ。また泊まってぶらぶらしたい。
ユジノサハリンスクははっきり言ってどこぶらぶらしても聖地でしょ?(笑)
中尉たちが来るまで先遣隊は豊原で滞在してたわけだし。そんなこと思いながら寒い町を歩くのもよいよね。
しかもアクセスしやすいし。
旧製紙工場の廃墟に、神社の遺構もあますことなく堪能できた。トラブルはあったが満足だ。(助けてくださいってロシア語、覚えといてよかった(笑))
北へむかうハイウェイはほとんど林の中を通るので、先遣隊や尾形達が犬ぞりやトナカイ橇で通ったのはこんな感じの景色の中かな?と思いをはせながらドライブできるのもよかったですよ。
多分景色はそんなに変わってないし
次にロシアに行けるのはいつかな?どこへいこうかな?
楽しみだ。