【2021.5.6】
八幡平アスピーテラインから降りてくる途中に。
唐突に古い煙突があります。
そこを目印に脇道へ入ると今は無き東洋1の硫黄鉱山、松尾鉱山の廃墟である緑ヶ丘アパートを見ることができます。
松尾鉱山とは。
少なくとも19世紀後半から採掘されていた硫黄鉱山。
とにかく流行った鉱山で、雲上の楽園とか嫁に行くなら松尾鉱山とか言われてたほど鉱山街が賑わってた街だったとのこと。
今は従業員のアパートと寮が廃墟として残っています。あとはアパートを温めるためのボイラー施設。
立派な廃墟ですよ。
アパートが立ち並ぶ姿は圧巻です。
アパートまでは少し距離があるのでめんどくさくて行かなかったのですが、寮は道沿いにあるのでちらり見学できます。ただ廃墟なので自己責任で。
保存状態は良い廃墟でしたよ。二階とかはもっときれいかも。
この鉱山は鉱毒問題もあり、砒素などが川に流れ出ていました。それは閉山したあとも続いていてその中和施設が今も24時間稼働しているそうです
それは鉱山施設があった場所に建てられているよう。そちらは通行止めになっていて入れませんでした。また鉱山跡は地盤沈下の危険もかなりあるようです。
王子製紙も立派でしたがここもすごいなあ。
★緑ヶ丘アパート★