【2023.5.19】
時間があったので、旧狩勝線の廃トンネルを見に行くことにしました。
昭和41年に廃線になったそう。
現在でも新得側の2つのトンネルは見ることができるということで、立ち寄ってみることにしました。
が。
まず、道がわからん!
ネットの情報を頼りに国道から入る道を見つけたはいいんですが、ひとつは行き止まり。
もうひとつは四つ辻がありどこに行くかわからない。ダートで倒木もありひとつひとつ調べるのは諦めました。GoogleMapにも載ってないし。
で、もうひとつのゴルフ場の脇から入るコースに。
こちらもいきなり分岐してて焦りましたが合ってました。よかった。
こちらもダート。
ですが看板がありよかった。車はいないし、すれ違いができない道がずっと続いてます。
周りは森。たまに倒木もありますがたまに管理されてる模様。
とんでもない悪路ではないですが誰も通らないのでスタックしたら終わりです。気をつけないと。
途中のカーブに案内板が立っていました。
大カーブで馬の蹄鉄みたいなかっこしたかなり大きいカーブです。大きすぎてカーブだとあまりわからない。
というかここがカーブ?!
ってことは元々ここは線路だったわけ?!さっきから廃線あと走ってきてたの?!
びっくり。
そここらはさらに森っぽくなり。
そのうち脇に古い電柱が点々と建つようになり、鉄道の遺構らしき謎の箱とかが見られるようになります。碍子が陶器なのは惜しいね‥ガラスならいいのに。
ひとつめのトンネル。
新内隧道です。
これは出口も入口も見ることができます。
中には入れないように塞いでありますがね‥
奥にヒカリゴケ的なものが見れるらしいんですが、怖いしあまり近寄りたくない。
まず羆がこわい。山の中だし車で音楽をかけてドアを開けたままトンネル見学しました。
あと心霊的なのもこわい。
人足が埋められたという話が残っている場所です。難所だしね。
トンネル入口のつくりは、石積かな?とてもきれいです。
余裕のある作りに見えますね。
反対側に回ると出口を確認できます。
反対側からアプローチはできるのかな?わかりません。歩いていくとかだるいし絶対むり。
トンネル前の空き地でゴールです。
ここの入口には金属の部品も残っています。
これはトンネルに幕を下ろすための道具のようで、汽車がトンネルに入ると風が追いかけて煙が汽車にまとわりついたままになるそう。なので風が入らないように汽車がトンネルに内に入ると後方の入口に幕をおろしたそう。
その遺構ですね。
Uターンして新内隧道のほうをむくと、この道はまっすぐにトンネルにむかっていることがよくわかります。
またゆっくり時速20キロくらいでダートを公道まで戻りました。
パンクなどしないように緊張したー。
車で行けるなかなか興味深い遺構でした
★旧狩勝線★