【2021.1.28】
早上がり四回目。
今回はお昼食べてからまず先日発見した柳原銀行の資料館へむかいます。
その前に近くの郵便局に寄り道。
この郵便局辺りも昔は被差別部落のエリアだったようで近くには革製品のお店も残っていました。
郵便局の周りは立ち退きさせられたのかフェンスで囲んだ空き地だらけ。それと整備しまくって公園みたいな綺麗な川。アンバランスさが異様です。
この郵便局も以前は家に囲まれていたんでしょうが、今は何故ここに?状態ですね。
その人たちが転居したであろう新しい団地の横を通り柳原銀行資料館へ。
本当は違う場所にあったそうですが、建物の保存で現在の場所に移したそうです。
見学は無料。
そんなにボリュームないので30分ちょいくらいでさらりと見れます。
こちら柳原銀行は明治期に融資を受けられない被差別部落の人たちのために被差別部落の人たちが作った唯一の銀行だそう。
資料展示は主に全国水平社のこと、銀行の保存のこと、近くの小学校のことなどがありました。
全国水平社のことがボリューム的に多かったかな?
面白かったのは、靴を作る行程のパネル展示。
それに伴う展示でロシアの兌換券がありました。
ロシア革命前の混乱の時代、軍事特需に沸くロシアへここの被差別部落の靴職人さんたちも渡り、靴を売りまくったそうです。
たくさんの兌換券が見つかったお宅もあったそうだし、また子供の遊びや障子の張り替えなどで消費されてしまったとのこと。
ロシア革命で兌換券もただの紙屑と化したでしょうからね‥
パスポートも展示されてましたが船なのでウラジオストク港のスタンプが押されてました。
近いとは言え、大変だったろうなあ。
柳原銀行資料館