【2019.12.29】
【キロちゃん旅】
【王子製紙@知取工場】
今まで通ってきた道中にもあったんです。
旧王子製紙の工場。
樺太時代、樺太では製紙工業がさかんでした。ばっさばっさ木を切って紙を作っていたようです。
王子製紙の工場もたくさんありました。
日本が樺太から撤退し工場はそのままロシアに引き継がれたり放置されたり。
どちらにしてもがっつりは使っていなかったようで、現在はどの工場も廃墟です。
王子製紙の当時の社宅にそのまま住んでる方もいるそうです。すげー。
で、冒頭の今まで通ってきた道にも‥ですが、ウズモーリエとかにもあるみたいなんですよね。
でも、「ここが廃墟です!」なんて書いてないしGoogleマップに書いてあるにしてもあたりをつけて見つけなくてはなりません
めんどくさー。
地図を見て、鉄道と道路と川から工場のありそうな場所を探しました
鉄道は基本当時と変わってないですし。それなら町もそんなに変わってなかろうと。
メインの大きい工場が残ってないと、現地に行ってもわからないという難点があります。廃墟マニアじゃないからね‥
というわけで、2つほどスルーしてきてたどりついたのはマカロフ工場。
ここはハイウェイから一分ほどでアクセスできました。門もないし、人もいない‥
まさに廃墟。
大きな煙突が残っていました。
煙突の入り口からは入れましたが奥はコンクリート?が川のように固められていて上の方に登ることはできませんでした。そもそも煙突内部って階段あるの?謎ですが‥
上部の開口部まで見上げることはできました。
メインの建物ですが、煙突の方からも反対側からも雪の時期は入るのが困難そうなので諦めました。もともとの地形を知らないので、穴や池があってもわからないし無茶はやめときました。
施設の近くにも当時の遺構と思われる建物がありました。寮かな?と思われるものは実際にまだ使っているよう。引き込み線かな?と思われるものの橋などのあともありました。
ゆっくりまわってみたら色々見つかるかも。
樺太の工場に関する歴史の本てあるのかなあ?
★旧王子製紙知取工場★
Makarov, Sakhalin Oblast, ロシア 694140