【2019.2.21】
ゴールデンカムイ190話。
今週も叫ばずにいられなかった。
先週終わりのコイティとキロちゃんのバトル。
まさか、コイティの首への一撃を手のひらを使い防いでいたとは‥
キロちゃん体術もすごいな。
体重と体格差があるからな。
上に乗られてパワー勝負はコイティに不利。
腕を貫通させて止めたマキリも少しずつ切っ先か胸に刺さっていく。
これは見応えある格闘だった。
スチェンカでコイティが強いのは証明されている。
その若い彼とこんだけガチで戦える40代とは‥さすが異国の人。体格が違うのか。
そこにストップをかけたのは銃弾。
コイティの「部下たち」の銃弾だ。
コイティは礼を言わない。
手出し無用
とだけ。
そしてキロちゃんに止めをさすため、キロちゃんの銃床に刺さったままの軍刀を抜く。
背中を向けたその時を逃さなかったのはキロちゃん。
さすがにいくつか爆弾手持ちしてるんだね。爆弾テロリストだけあるわ。
迷わずコイティと月島さんのほうへ手投げ弾を投げつけるキロちゃん。
ここからはセリフがなくて‥
多分叫んだ谷垣(鼻血出てるよ)
気合いの声もなく鮮やかに手投げ弾を真っ二つにするコイティ。
振り向きもせずコイティの邪魔にならないように体を避ける月島さんも良い!絶対の信頼感だわ!
コイティは完全に「完全版コイティ」になったね。樺太道中、ちーっとも成長しなくてどうしようかと思ってたけど‥素晴らしい成長だ。指揮官としての未来型楽しみ。そしてそんなコイティを疑い無く信じる月島さんがサイコーだな!
ここで月島さんから谷垣へ、キロちゃん殺害命令。止めたのは走ってきたリパさん。
シャンパンシャワー大会終わったのねf(^_^;
後ろには二人分の背嚢を前後に持つ白石と、尾形を背負う杉元の姿。
尾形にはきちんと、帽子と手袋がはめれている。拾ってくれたんだね。
話が聞けなくなるという月島さんを止めて、キロちゃんと話し出すリパさん。
月島さんの言うように、手負いの獣のようなキロちゃん。手負いの虎だ。
致命傷を負いながらも諦めない獣の目をしてる。
白石の
キロちゃん‥
て呟きがつらい。リパさんを守るために敵だったのに。警戒していた相手なのに。もう立ち上がれない姿を見たら、以前のようにあだ名で呼ぶ白石。そうだよね。そう呼ぶしかないよね。なんて言っていいかわからないよね。
リパさんも、キロちゃんの傷を見て致命傷とさとり、声をかける。
小さい声で、思い出したことを伝えた。
それを聞いたキロちゃんの目に光が戻り、人に戻った。ふーっと吐いた息が今まで彼が背負ってたものがいかに重かったかをしめしていると思う。
いつの間にか吹雪はやみ、光がキロちゃんを照らす。祝福だ、これは。
無駄じゃなかった。
と、この旅を振り返るキロちゃん。
樺太の旅だけでなく、人生のことなんだろう。旅とは。
まさに走馬灯を見るキロちゃん。
なんと、樺太組のバーニャとスチェンカ!
マジかよ!スチェンカしてたんだ!
先遣隊と違い、あまり楽しいエピソードが書かれなかった樺太組。
だけど、ちゃんとコミュニケーションとって仲間としてやってきたんだと泣けた。
リパさんが、スチェンカでお金握りしめて叫んでるのサイコーだ!
おそらく、一発KOされた白石と、何発か殴られた感じの尾形。頑張るキロちゃん。
ちゃんと信頼関係を築いてきたはずなんだ。
だってさ。
リパさんがキロちゃんのとこに走り出しても、月島さんの銃の前に出ても、杉元はとがめない。見てるだけ。これは月島さんを仲間だとある程度信頼してるからだと思う。
なのに、キロちゃんは‥
誰に信じてもらってたの??
走馬灯はアイヌや長谷川さん、自身の子供達へ。
思い出すのは子供達、子供達‥
民族の明るい未来を信じてただけの優しい人だったのにどこで間違えたのか。ウイルクに出会ったのが転機だったのかなあ‥
そして、最期に想うのはソフィアさんのこと。でも、ソフィアさんはウイルクを見ている。キロちゃんから見たソフィアさんは、ずっとそんなソフィアさんだったんだね。
切なすぎるだろ。
てか、嫁と子供は
アシリパさんに未来を託してキロちゃんは死んだ。
アチャを殺したのか?って質問の答えは得られなかった。
でも、このタイミングでその質問をするアシリパさんもこわいなあと思ったよ‥
キロちゃん。
お疲れ様でした。
皆に優しいのに、誰からも真に好かれてないキロちゃんがずっと悲しかった。
いつかまた、みんなに会えるといいね。