【2018.8.10】
ヤクーツクの北方民俗資料館へやってきました。
Googleマップで行きましたが、謎の道から案内され(^^;
裏口?風味のところから敷地内へ(笑)
こちらは、まんま北方民族の(ヤクート)の生活に使っていたものなどを展示してる資料館。
入館料は忘れましたが多分300円くらい。
安い!
ここは見ごたえありましたよー、ほんと。
ゴールデンカムイで、アイヌをはじめとした樺太北方民族が出てきます。歴史を見ると土人と言われ日本人に差別されていたことも。
その中にヤクート人も少数いました。またゴールデンカムイに現在出ているウィルタ(ウィリタ)などと関連するものもあるかなー?
同じ時間に入館した人ひとまとめで、館のおねーさんがてきとーに個別にガイドしてくれます。近くに居る人にてきとーにって感じ。だけど、我々が見るのがゆっくりなので結局個別ガイドになってました。
まずマンモス!からはじまり、近辺の動物たち。剥製エリア。つまりご飯の元ですね。アシリパさんが喜びそう(笑)
タイムリーに?オオヤマネコもいました。レタラに、クズリも!
鶴やフクロウ、キツネなどなど。もちろん熊も。
鹿みたいなおとなしい見た目に、めちゃめちゃ長い牙がある動物もいたんだが、あれはなんだ?
牛もごつい。
仮小屋や罠のような展示も。
北海道とは気温が違うので、小屋も革のようはものでできてました。
続いて道具展示コーナー。
ここは萌えるね!数は少ないけど。
弓矢の類いやナイフなどはもちろん。
矢筒などもおされ…
布製で刺繍してありましたよ。タバコ入れも布製。
カンジキのようなものもありました。カンジキでいーのかなあ?
舟の展示も。
舟は木の皮でできており、まさに白石を助けるときにキロちゃんがづくたものとそっくり!
ここはアムール川にではなくレナ川だけど。
舟には、魚を取る罠ものってます。カジカとるわー!
そして一番びっくりしたのは棺。木製の頑丈なもの。
中を覗くとマネキンが入っててびびる(笑)
マネキンの首だけだよ!とおねーさんが言ってたが、それでもびびるわ(笑)
この棺は、土に埋めるのではなく木の上に上げるのだそう。シャーマンの木だと言ってました。
これは!ゴールデンカムイに出てきたのと同じだな!予備知識が無かったら、木の上に上げるって英語理解できなかったわ!意味不明すぎて!
だって棺ですよ?!埋めるのがふつーですよね!
けど、カンドーだわ!
ほんとに木の上に上げるんだ!
ゴールデンカムイと同じだ!民族違えど近いからか?!北方民族のくくり?!すげー!
棺でカンドーしてる私をおねーさんは変だと思ったことでしょう(笑)
ヴァシリーと尾形との戦いに思いをはせてただけですよ。
奥はシルバーのアイテムが主。
ヤクートの飾り物はシルバーの大きいものです。前も後ろも飾るそう。シルバーの耳掻きなどもありました。
見るべくはグラサン!メガネって最初言ってましたがグラサン!
遮光器土偶の目のとこまんま! 遮光器です。
金属製で目のとこに切れ込みが入っていて外を視れます。
ロシア正教のクロスも多数。
二階はソ連色が濃い展示。
プロバカンダポスターも大好きですが、ここの私の中の目玉は、鶴見中尉のモーゼル!あとはモシンナガン!ヴァシリーさんが使ってたものと時代が合うかはわかりませんが、単発じゃないボルトアクションのものです!モシンナガン初めて見たよ!後ろのAKとかどーでもいい!(笑)
どっかで三八とモシンナガン撃てるとこないかなあ。
三階は、生活についての展示。室内の再現やシャーマンの姿など。
目を引くのはレリーフ。
動物を従えた、カムイの図のように見えます。周りには動物の骨(熊)が木に飾ってあります。
鳥の毛皮?を被った人間的のようなものもありました。
動物と神様の位置関係はアイヌと似ているのかな?説明文をそのうち訳さねばならん。長いけど
いやー、ここは楽しかった!むしろもう一回行きたい!美術館は全くわからんが、資料館とか博物館はたまらんね!
他の民族博物館も行きたいなあ。樺太にないかなあ。
そうそう。
ガイドのおねーさんは、半分英語半分ロシア語みたいな感じで説明してくれました(笑)
☆北方民俗資料館☆
The Museum of History and Culture of The People of The North
Bldg. 2 Lenina pr-kt 5/2, Yakutsk 677000, Russia