【2017.10.12】
首都ナゴルノカラバフから車で30分くらい。
南周りルートの途中にあります。
各町は街道から少し入りますが、入るとこに看板があることが多くわかりやすいです。Googleマップがあるしね、かろうじて(笑)
ここシュシは、ナゴルノカラバフ戦争の際、激戦区になった土地です。アゼルバイジャン人が多く住んでいた土地だそう。なのでモスクもありました、が。
アゼルバイジャン人は追い出され、モスクは破壊されました。ちなみにアルメニアはキリスト教、アゼルバイジャンはイスラム教です。
シュシのまちにはこの破壊されたモスクを見に来ました。
町はメイン通りがひとつ。
両サイドにソ連式のアパートがまばらに。商店もまばらに、という小さい町でした。
モスクはすぐに見つかりました。
ミナレットがありますからね。見つけやすい。近くにもうひとつミナレットが見えました。
車を止めてなかを見学。
外見は装飾などはぼろぼろですがなんとか形は保っています。入り口には工事の人たちがいましたが、見てもいい?とロシア語で聴くと、見学してもよいと行ってくれました。
モスクのなかは荒れに荒れていました。
完全に破壊されています。コンクリートがむき出し。今は資材が床にたくさん置かれています。
ここのモスクの名前は Yukhari Govhar Agha Mosqueというそう。
帰国してから調べましたが、いまここは修復中だそう。アルメニアはキリスト教。どうやってモスクの修復をするのかなあ?と思っていましたが、イランだかイラクだかから技術者を呼んで修復しているそう。それなら納得。
モスクの近くに完全にぼこぼこになった建物がありました。越えも戦争で破壊されたのかな....
Yukhari Govhar Agha Mosque