【2017.11.3】
諏訪大社上社を参拝してから。
近くの守矢資料館へゴー。
こちらは…守矢さんちのことを紹介する資料館です。もともと私設だったと思いますが。今は茅野市が管理してるようですね。
ざっくり言うと、今の諏訪の神様は 建御名方神です。
タケミナカタは、オオクニヌシの息子でして、外国から国を譲れ!と言われた時に反抗した人です。
反抗したのはタケミナカタだけで、外国から来たタケミカズチさんとケンカになりました。しかし、あっさり負けてダッシュで諏訪まで逃げたタケミナカタさん。
ずっと諏訪からでないこと、と約束させられました。
諏訪には土着の神様がいました。それが洩矢神。守矢さんのご先祖です。実質はミシャグチという土着の神を祀る権力者だったのかな?
タケミナカタは藤蔓を、洩矢神は鉄輪を持ち戦い洩矢神は負けて、タケミナカタを奉る神職の家柄になりましたとさ、です。
まあ、諏訪の祭司は複雑で、他では聞かない大祝という立場の神職もおりました。
その守矢さんちは今も続いています。
明治の云々の国家神道がどうのこうので余計なことをした時期まで、守矢さんちはミシャグチを諏訪大社で奉っていたよう。
資料館の庭にはミシャグチ神を奉っています。
てか、国譲りの頃から続いてる家ってすごいですよね?
しかも口伝の一子相伝だそうで。
資料館見てみると。
剥製だらけ(笑)
ミシャグチを祀る祭祀には生け贄を必要としてました。一年神主の伝説などもあります。
いまのお祭りには、さすがに生は供えられないので剥製を供えているそう。
諏訪大社は正月早々のお祭りは、冬眠してる蛙を掘り起こして矢で射るお祭りです。生け贄色が濃いですな。
しかし、剥製で神様は満足するのか?生肉のがよくないか?ジビエじゃないとだめなのか??
しかし蛙とか…けろやまショック(笑)
☆神長館守矢資料館☆
〒391-0013 長野県茅野市宮川389−1