✍️新むつ旅館@八戸市✍️

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【2021.5.2】

この日の宿に到着!

お宿は八戸市の新むつ旅館さん。

遊郭の転業旅館です。こちらも昨年予約していたんですが休業されてしまい行けなかったお宿です。今回リベンジ!

2日連続の遊郭。まさに豪遊(笑)

もともとは新陸奥楼ってお名前だったかな?

いやはや立派ですよ。中村旅館と違い木の色だけの渋い外観。唐破風の屋根がついた玄関は格子の扉です。

お屋根は緑になった銅でしょうか?

唐破風屋根は戦後につけたものらしいですが、基本的には築120年の歴史的建造物。もちろん登録文化財です。

博物館みたいなところを見学するのもいいですが、実際に泊まれるのはほんとにいいですよね〜!

玄関から上がるといきなりの吹き抜けにY字の階段が。そこを登ると空中回廊も言われる橋渡しされた廊下があります。これは素敵すぎかな?

お部屋は6畳〜8畳くらいの小さなお部屋が2つと、襖で仕切られた二間を使えるお部屋が2つ。合わせて4部屋になります。お部屋は選べるので大きい部屋を選んだほうが幸せです。

小さいお部屋は布団敷いたらいっぱいいっぱいなはので。

二間続きの6番のお部屋がうちのだったかな?一番2番の続きのほうが大きいですね。

遊郭という商売からして南からさんさんと陽が入る明るい部屋ではないですが。

室内は他のお客さんの到着前だったので中まで見せていただきました!

一階も人の少ないうちに撮影するのが良いと思います!

立派な神棚に釘隠し、張り見せだと思われるお部屋など見どころ満載です!

また興味深いのが顧客台帳。

遊客帳なるものです。

来客の名前、住まい、身体的特徴、いくら使ったか?、担当した遊女(娼妓と言ったほうがいいのかな?)の名前等が書かれています。明治のもの。

達筆で読めないものからほんとに字が汚いものから(笑)割と楷書で読めるものから色々。

まるで遊園地ですね!

ゆっくり見てたらめちゃくちゃ時間がかかっちゃう。

今回は一泊夕食つきでお願いしたので帳場の隣の部屋でご飯をいただきました。

昔のブログなどを見ると張り見世でご飯食べたりもしてたよう。そっちも魅力的だな。まあ隣だけど(笑)

夕食は…めちゃくちゃすごいボリューム!(笑)メインがいくつあるの?!って感じ(笑)

そして海鮮がうまいです!

白米など食べれないほどのボリュームでした。なんとか食べきりましたが苦しい(笑)お酒飲まなくて良かったー。

全部美味しくて満足!

宿の女将さんもとても親切です。東京からお嫁に来られた方でさりげに江戸弁ぽいです♪

内部の案内もしてくださいますよ!

ここは近いうちに再訪問せねば!(色んな意味で)

★新むつ旅館★

〒031-0802 青森県八戸市小中野6丁目20−18