【2020.1.2】
【キロちゃん旅】
【脱出!@オハ】
さて。
朝がきました。
この日には風はもっとおさまってるはずが‥あまり変わりませんな
次の日には嵐はおさまる予定ですが、さすがにそこまで予定は伸ばせませんし。
とりあえず再度エンジンをかける努力をしに行ってみました。
いやー、かからんね!(笑)そりゃそうだ!って感じだが(笑)
そうこうしてる間にホストが登場!なんと牽引ロープを持参しています。この牽引ロープが綱引きの綱と同じ材質のやつでさ‥大丈夫かよ‥と一抹の不安。
そしてレンタカーの牽引フックははリアに左右2つついてるだけ。
フロントにも欲しい。でないと向きを変えるのが容易ではないからだ。案の定ホスト嬢が引っ張っていったほうは方向転換ができずはや駐車場で詰んだ状態に近くなった。口を出せば良かった。多分こっちのが慣れている。
途方にくれてると、いつの間にかしらんおっさんがあらわれた!
積極的に場を仕切っていく。このおっさんのが的確だ。
しかし、このおっさん誰だ‥?謎なのだ(笑)まあ助けてくれるからいっか!と頼ることにする。
おっさんは、「俺はニコライ!お前は?!」と名乗ってきたのでニコライ。近所のおっさんのようだ。
とりあえずニコライと雪と深い駐車場から車を出すため力を合わせる。
ロープをかける場所を相談し、誰かがハンドルをきれば誰かが外から大声でハンドルの切れ角を指示する。
力を合わせて雪かき。
なにやってんだ‥と途中で笑えてきた。クライマーズハイみたいなものかもしれない。
だってさ。樺太の最果てで、知らないおっさんと力を合わせてスタックした車を救出するとかちょっとおかしいシチュエーションじゃない?(笑)
ホストは雪かきしようとする私をとめると「女性だから」と言ってた。
ロシアは男性が動くものだからなあ。徹底されてやがる。まあ、すぐそんなこともいってらんなくなったけど。
苦労して向きをかえ、雪かきをし最終ホストが除雪してるブルドーザーをとめて除雪してもらいその後に車道まで引き出してもらえました。
ふー。やっと脱出!
ニコライよありがとう。
お礼を言うと歩いて帰っていきました。ほんとに近所のおっさんだったのか‥