【2019.12.30】
【キロちゃん旅】
【ノグリキ博物館@ノグリキ】
明るいうちにノグリキ到着!
この日の目的地にも無事到着できました。良かった!
まず、ノグリキ博物館へ。今日もあまり時間がありませんがとりあえず行っておかないと。次の日行っても良いんですけどね。年末で開館状況が微妙だったのでとりあえずむかいました。
博物館は町の端のほうにあるこじんまりした建物でした。車は建物の前にとめれました。
中に入ると誰もいない‥
たまとま一緒に入ったおねーさんと一緒に中に入っていくと学芸員らしいユーリさんがあらわれました。
おお!このユーリさんは!!
開館日などお問い合わせしたらご対応いただいた方ではないですか?!おおお~
とりあえずこのユーリさんが博物館内を案内してくれるそう。入場料を支払うと一緒に館内をまわります。
まずは動物コーナー。
サハリンの自然の中にいる動物の剥製の展示です。
さすが豊富ですね~。もちろん熊もいます。
ユーリさんはサービス精神豊富なので剥製と写真を撮ってくれたり、アンモナイトの化石持たせてくれたり、セイウチ?トド?の牙を持たせてくれたりします。セイウチ?の牙むちゃくちゃ重い!!こんなもん二本も持って動き回ってるのか‥すごいパワーだな。
続いてはお目当て!
少数民族のコーナーです。
ポロナイスクもそうでしたが、ここノグリキはニヴフか多く住んでいた土地です。今も多くのニヴフがすんでいるそう。そうは言っても現在トナカイを飼って生きていくことはできません。ニヴフの人も一般のロシア人と同じように生きています。
混血も進んでいるでしょう。国籍はロシア人だしね。
ニヴフは一部日本にも来ています。
まず、ニヴフの展示。カラフルなシャツから。
この色合いはほんとに大陸的。
そしてゆりかご。これはゴールデンカムイにも出てきたものですね。子供をあやす道具も一緒に展示されてます。
楽器とともにパイプも。
パイプはタバコ吸うのかな?キロちゃんも吸ってたし‥と思ったらなんと大麻!中国からニヴフにも入ってきたそうな‥
大丈夫だったんだろうか。文化的に。
毛皮製品はアザラシを使ってるようですね。
そして漁の道具など。アシリパさんがアザラシとるのに使ってた銛だと思われるものもありました。
そしてジオラマ的な展示ですが夏の家と冬の家。
一緒に展示してあった橇は杉元たちが使っていたのに似てますね。ハンドリングのためのポールと、アザラシの革が張られてるスキーがついていました。革紐の先が丸くなっているから、そこにポールをさして使うんじゃないかな?
反対側の壁のほうは、ウイルタの展示かな?
毛皮のブーツが半端ない長い。
キロちゃんがスナイパー戦のときに爆弾しかけた物入れなどもありました。
アミュレットやイナウ、そしてシャマンの太鼓なども。
もちろん食器の展示もありました。食器というか、筋子つぶし器みたいなやつね。
最後にロシア人!の生活の展示。
ここにはレーニンさんの旗みたいなの持たせてもらった。手袋はめさせられたからレプリカじゃないのかなあ?
壁にかかったレーニンさんのタペストリーは我が家にあるものと同じ。うちにもあるよ!と言うと、自宅はミュージアムか?と聞かれた(笑)
最後にサハリンの自然などのビデオを見せてもらう。
なんと!
現代のニヴフが銃でアザラシを撃ち、捌いて料理する動画もあった。なんだこれ、めちゃめちゃすごい!
ペラペラの内臓は何本も編み上げて縄みたいにしてから茹でて食べる。食べごたえ度あげるためかなあ?
ここもあまり時間がなく駆け足だし、時間が足りねぇ!だったけど。
丁寧に説明してくれたし。(ほぼロシア語だけど。どーしてもわからんとこだけGoogle翻訳使った)
面白い博物館だった!
ここも再訪したいなあ。
★ノグリキ博物館★