【2019.12.30】
【キロちゃん旅】
【王子製紙ポロナイスク@ポロナイスク】
30日になりました。
朝ごはんは前夜にお弁当をいただいたので、水筒に紅茶をいれて出発。ちなみに昨日の紅茶を車に忘れたので夜とりにいったらカチンコチンに凍ってましたよ‥
気持ち早めに出発。
まずは、ポロナイスクにある旧王子製紙の廃墟見学です。マカロフに続き二ヶ所目。こちらは街中からすぐのところにありました。
地図で目星をつけたところにあってほっと一安心。マカロフのときにも書きましたが、【ここが廃墟です】って案内は無いのです。
タクシーで行くなら地元の運転手さんなら知ってるでしょうけどね。案内がないのがレンタカーのつらいとこ。
ま、無事に発見できて良かった。
特徴的な煙突がありがたいですね。
さて、どこに車をとめようかな‥と思ってたら、いつの間にか工場の敷地の中まで車で入れてしまいました。
どうやら奥の方をどなたかが現役の会社として使ってるようで轍もありすすーっと入れてしまいました。なので車をとめて少し見学。
犬も何匹かいましたが、特にからんでくることもすぐにどこかに行ってしまいました。
車をおりてみると、ちょっとすごい。
周りをぐるりと廃墟が囲んでいる状態。しかもコンクリートの巨大建築物廃墟。こりゃ圧巻だわ!
窓もなく黒々と建ち並ぶコンクリート‥
樺太の王子製紙は当時樺太工業株式会社という名前で王子製紙と合併前の会社が経営していたところもある。泊居などがそうらしい。日本にも工場を持っていた。
敷香は日本人絹パルプという会社が旧王子製紙という扱いだ。マカロフはどの会社だったのかな。ちらっとじゃ調べきらなかった。
外観から見学し撮影。
ふと見ると建物を通って反対側へつながる道がいつも使われているようで除雪されていた。
ちょっとだけ建物内部に入ってみる。危ないからちょっとだけ。
こちらの工場は1935年に操業開始したとのことで、樺太の王子製紙では一番新しい工場のようだ。にしても、じきに100年になる。整備しなくてこの状態とはコンクリート建築とはすごいんだな。まじで7シーズみたいに崩壊後の世界になってもビルだけが残る景色になりそうだよ。
とにかく圧巻だ。
木造廃墟はこの迫力が出ない。
でかいことは素晴らしいことだな(でかい建造物がすき)
少ししか見学できませんでしたが、本気で探索したら二時間くらいは居れそう‥
会社がありそうなので、誰かにであったらきちんと説明しないといけないですけどね。
★王子製紙ポロナイスク工場★
ロシア 〒694240 サハリン州 ポロナイスク