【2019.4.29】【最北マック行くよ】
食事が終わると。
お待ちかね!バーニャです!
バーニャとはロシアのサウナのこと。
ウラジオストクでは公共バーニャ(スーパー銭湯みたいなの)と貸し切りバーニャ(本格的バーニャだが貸し切りなので他の人はいない)
を体験済みなので、とりあえず知識はある!
バーニャは小さい橋を渡った向こうの建物。かなり大きめの建物です。ログハウスですね。
入り口入ったら靴を脱いで室内へ。
あ、この辺の建物は全て二重扉です。寒いからね。
はいるとあるのはくつろぐお部屋。
大きなテーブルが中心の広い部屋です。まずここで服を脱ぎます。
今回は貸し切りではなく、案内に奥さんのアンナさんがいます。アンナさんが後ろを向いてくれてるので全部脱いで布を巻きます。夫氏は腰に。私は胸から。私のはシーツっぽい生地ですね。
あとは頭に専用のサウナ帽子をかぶります。のぼせ防止のようですね。
ここよサウナ帽子はいろんな種類がありました(笑
兵隊さん風味とか。耳か生えてるのとか(笑)大量にあるので、ちょっと変わったのかぶってみましたよ!
で、重い木造のドアをあけて隣の部屋へ。ここは言わばシャワールーム。
シャワーはないのですが(笑)
大きな水を入れた桶があります。これで体を冷やしたり頭を洗ったりします。ここの水は湖の水でした。昼間おにーさんたちが湖からバケツでくんでたものです。
あと、バーニャを温める竈の流用で、お湯を沸かしています。
鉄の箱に水を入れて、バーニャを暖めるのと同時にお湯を沸かすと。ガスなどの設備がないところは、これが最強ですね。
シャンプーリンスなどと一揃え置かれてるので持ち込みしなくても大丈夫。あ、タオルも貸してもらえますよ。
次の扉に入るといよいよサウナ室。
休憩室側から薪を投入し、ガンガン竈の石とお部屋が熱せられてます。
木造で三段の階段状のベンチが作られているのでテキトーに腰かけます。
さらに熱するために、アンナさんが石に水をかけます。ガンガンかけます。息もできないくらいの蒸気が上がり部屋の温度も一気に上がります。
上の段に寝転がり、壁に足をつけるのなオススメだとか。壁も熱いので足からも温まるというわけだ。
しかし、熱い。サウナとかあんまし得意じゃない。寒い時期なのが救いだ。あとはロシアは湯船がないことが多いから、バーニャに入ると湯船入るのと同じ感じになるな。
他のお客さんも入ってきた。フィッシングに一緒についてきた大きなおじさんだ。コンスタンティンというらしい。カザンから来たと言っていた。旅行かな?
バーニャは本来このように男女相部屋だ。だが、鍵もないのでシャワー室の利用だけは気を使うなあ。
コンスタンティンがいないタイミングで、ヴェニクタイム。
ヴェニクとは、樫かな?の枝を束ねたもの。
これをしばらく水に浸しておいたもので、体を叩きまくるのです!多分皮膚やら血行やらが良くなるんだと思う!さらに樫が良い匂い!自分で叩いても良いですが、叩きあいするのなよいですね。モスクワの高級バーニャでは有料でヴェニクマッサージしてくれました。公衆の面前で有料で叩かれまくるのです。
裸で横になり、首から足先まで叩かれます。サウナの中なので直ぐに濡れたヴェニクも熱くなりかなり気持ち良いですよ。
やる方はかなり疲れますがね
何度かサウナに入り、休憩室でお茶などを飲んだり屋外で体を冷やしたりしながら満喫し、最後はシャンプーなどして完了!
かなり暖まりますし満喫できます。
いやー、癒されるわバーニャ!