うちの親族がもともとやっていた北海道の飲食店が数年前つぶれたらしい。
私が知ってる段階では、母の叔母夫婦がやっていた。あとから知るが三代目らしい。
叔母夫婦には子供がなく、母が養女に行くことは決まっていた。
だから小さい頃は、戦後だったが裕福だった叔母に色々プレゼントをもらったらしい。
だが母の下の子がなかなか生まれず。生まれた頃にはしっかり自我というか記憶のある年齢だったので、養女の話は流れた。
叔母夫婦はお店で働いていた夫婦にお店を譲ったらしい。
そのご夫婦で終わってしまったのかな?その次なのかな?それはわからない。
母の叔母がやっていた頃までは、網元さん相手の高級料亭のようだった。昔は芸者さんなどもいたらしい。
一度行ったことがあるが、真っ黒の鏡のような廊下を覚えている。
しかし、根室の田舎町。
時代も変わり厳しかったのだろう。
創業120年位だったよう。数年前に。
もったいないなと思った。
母ちゃんにそう言ったら、
私が生まれた時に創業50年位だったもんね、と言われた。
なんか、いきなり身近な年代になった(笑)
もう一度行ってみたかったなあ。