【2017.10.5】
ハンサライから帰ってきたら夕食です。
下見をしておいたレストランガガーリンへ。
割りと近くにありました。観光地とは言えシェキは大きな町ではありません。軽食をとれる所は町中にありましたが、ホテルの近くは外食は豊富ではありません。食べれそうなお店はチェックしておきました。
キャラバンサライホテルから、向かいの大きなホテルの裏側に回ります。砂利道の坂は何故か半分川になってます湧水でもあるんですかね
真っ暗な道ですが脇にホテルがあるのでなんとかなります。足元に気をつけていきましょう。
右手に小さいマガジン(商店)を見ながら通り過ぎると左手の灯りがガガーリンです。
ガガーリンとはもちろんソ連の宇宙飛行士のユーリ.ガガーリンのことですね。ロケットの絵も書いてあります。
宇宙は暗く、地球は青みががっていた。宇宙に神はいなかった
とか言った人でしたっけかね?
ソ連の英雄ですね!
こちらは石造りの塀の中に中庭と石造りの建物があります。夏は中庭も使えるようですが、秋の夜は寒すぎます。高原だし。
室内に入ると、一見廊下しか見えません。個室しかないようです。
一室に通されましたが会議ができそうな広さ!テレビもあるよ(笑)なんかもったいないなあ、二人だし。てかどこに座ったらいーかわからん(笑)
メニュー…
お目当てのものはピティというスープ。羊肉や豆や香辛料などをどろどろになるまで煮込んだ濃厚スープ。シェキの名物らしいので、とりあえずそれ。
それと、卵とトマトとお肉を煮込んだもの?
それに、ワインにしました。
個室だし、どーやって店員さんを呼べば…と思ってましたが意外とマメに様子を見に来てくれましたし、よく見たら有線の呼び出しピンポンがありました!使えるかは不明ですが(笑)
さて、ワインはもりもり。
で、大量のパンとともにピティと煮込み?が来ました。
ピティはツボに入っております。
どうやって食べるのか?とジェスチャーで聞くと、
おにーさんは、ツボからスープを皿に出してパンをちぎって浸しました。
残りの具はツボの中でぐちゃぐちゃにかき混ぜます。それはそれで食べる模様。
ありがとう、いただきます。
スープはめちゃくちゃ羊臭いです。味は濃いめだけどうまい。だけど羊臭が私でもギリギリ夫氏はギブアップ
ツボに残ったぐちゃぐちゃの中身は、スープに羊エキスが溶け込んだからか、あまり羊臭くはないです。栗とか杏みたいなものも入ってました。
濃い味でおつまみにはいーですね。ただすげー脂っぽい!!
トマトと肉の卵とじ煮込みみたいなのは、すき焼きにスパイスが入ったような味でうまし。
ただ、こいつもめちゃくちゃ脂っぽいそしてしょっぱい 大量にはきついっす。そもそも脂身とか苦手だし。
まあ、二人で1000円しなかったし(支払いは元気のみ)。店員さんもふつーに親切で良かったですよ。キャラバンサライに泊まるなら近いしオススメです。
そうそう。
くどい料理たちも、テーブルの調味料に助けられました。薔薇色のふりかけで、乾燥していて紫蘇のふりかけに似ています。酸味が強く、脂っこさを減らしてくれました。
なんだろなーと思ってましたが、ザクロとかの果汁とかかもしれません。うまかった。
☆Гагарин Ресторан ☆(ガガーリン レストラン)
Azadlyg St.、Sheki 5500、アゼルバイジャン